HOME > 矯正治療について > 子どもの矯正治療 > 永久歯が生えそろう前の治療 > 上顎前突(出っ歯)

上顎前突(出っ歯) 

上顎前突(出っ歯)の方の治療の目安

上の歯が下の歯よりも大きく前に出ていて、ご本人が気にされる場合、あるいは、下唇が上下の犬歯のあいだに入ってしまうようですと、下唇が上の歯を押して、さらに上の歯が出てしまうことがあるので、治療をおすすめします。 特に外傷の危険があるケースでは、治療をおすすめします。

歯の傾きが原因の出っ歯

前歯の傾きが原因(歯性)の上顎前突(出っ歯)の場合、生え変わりの時期に治療をおこなうことにより( I 期治療)、多くのケースで、きちんとした永久歯のかみ合わせになります。いっぽう、生え変わりの時期に治療をおこなわずに放置すると、出っ歯のまま永久歯の歯並びが完成してしまいます。

あごの前後関係が原因の出っ歯

上下のあごの前後関係が原因(骨格性)の出っ歯の場合は、あごの成長が終わる前であれば、器具で上あごの成長をおさえ、下あごの成長をうながすことにより、上下のあごの関係を改善できるケースがありますが、これは、すべての患者さんに有効な手段とはいえません。その治療をおこなうか、永久歯が生え揃うまで待って治療をおこなうかは、ご相談のうえ決定します。

歯の傾きが原因でない場合でも、あまりにも前に出た出っ歯は、ボールや地面、鉄棒などにぶつかって、折れたり、抜けたり、欠けたりする危険が高くなります。そのような場合は、まず、ケガをする可能性を低くするために、一時的に前歯を下げ、その後、永久歯が生え揃ってから、治療をおこないます。

指しゃぶりによる出っ歯

指しゃぶりが原因で、上の歯が前に出た患者さんの場合、上顎前突(出っ歯)だけではなく、開咬(奥歯をかみしめたときに、前の歯や横の歯がかみ合わない状態)が見られることも多くあります。 早い時期に、指しゃぶりを止めた場合には、それだけで出っ歯がなおる場合もありますが、ある程度長期にわたって指しゃぶりをしていた場合には、上下のあごの前後関係に異常がおきていることが多く、矯正治療が必要となります。指しゃぶりの患者さんの場合は、指しゃぶりをやめることが第一です。やめても、出っ歯・開咬がなおらないときは、すみやかに専門医を受診することをおすすめします。

永久歯が生えそろう前の矯正治療例

治療開始-7歳9ヵ月
永久歯が生えそろう前の矯正治療例

8歳11ヵ月
永久歯が生えそろう前の矯正治療例

11歳9ヵ月
永久歯が生えそろう前の矯正治療例

治療終了―13歳11ヵ月
永久歯が生えそろう前の矯正治療例

こちらは、歯の傾きが原因で出っ歯になったお子さんの治療例です。生え変わりの時期に治療を開始し、抜歯をして、治療を進めました。永久歯が生え揃う年齢では、きれいな歯並びができています。