ほんとうの環境問題

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忙しくてブログの更新ができない。嘘である。精神的に文章を書く余裕がなかっただけである。その間に何冊か本を読んだ。そのうちの一つが「本当の環境問題」池田清彦・養老孟司著である。池田先生は2003年福岡での与五沢矯正研究会で講演していただいた。スーツに白いスニーカーをはいて難しいが面白い話をしていただいた。養老先生は次の年、横浜での与五沢矯正研究会でお話しいただいた。当時流行っていた。馬鹿の壁に類する内容であった。私はこのお二人は信用できると思う。アル・ゴアよりもよっぽど。内田樹も言っている「環境問題を地球温暖化に収斂させそれをさらに炭酸ガス排出制限ですべて解決できるかのように語るメディアの態度にはかなり懐疑的である。」と

あとがきの最後に養老先生は「新潮社もこんな本を出してどう結うつもりなんだろうな。」と書いている。養老先生にとっては新潮社も上記のメディアなんだろうな。

1.食料を確保すること。

2.エネルギーの石油への異存をいかにしてやめるか。(今考えられるのは水力発電の見直しと原子力のエネルギーを使った効率の良い太陽電池の開発だそうだ)

が環境問題の本質だと書いてあった。炭酸ガスの排出なんかどーでもいいってさ。どーでもいいことにお金を使うのは損です。だそうです。

もう一冊読んだ本は「チームバチスタの栄光」話題の本でしたが読んでませんでした。奥さんが友人から借りて読んでいるのを又借りして読んでしまいました。作者は海堂尊、現役のお医者さんらしいですね。エンターテイメントですが日本の医療の現状がまざまざと書き込まれている。まじめなお医者さんなんですね。海堂先生は。

掛け値なしにおもしろい。映画は見てないのでDVD出たら見てみたいです。でも田口先生が女では魅力が半減しませんかねー。竹内結子結構無理矢理原作にない役で映画にでますね。ミッドナイトイーグルもそうだったし。

皆さんもおひまだったら読んでみてください。面白いですよ。

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このページは、星歯科矯正が2008年6月 4日 14:15に書いたブログ記事です。

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