誇り

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写真は医院の駐車場の朝顔です。相模原若葉祭りの頃ホームセンター島忠で苗を買い求めました。先週第1号が開花しました。朝顔は短日性植物ですので日がある程度短くなると開花するそうです。で今頃なんですね。でも都会は明るすぎて開花しない朝顔もいるとか。相模原の矢部は都会ではなさそうです。

今日は最近読んだ本のお話をしたいと思います。小松成美さんの「中田英寿 誇り」を中村書店で見つけて一気に読みました。かっこよく書きすぎですね。なんだかナーなどと思っていたら、淵野辺の文教堂で イビチャ・オシム「日本人よ!」を見つけ購入、また一気に読みました。その帯には「自分に誇りを持とうじゃないか。」と宣伝文句が書かれていました。「誇り」がキーワードみたいですね。サッカー界は。

高校まで野球部でしたのでサッカーはあまりうまくないです。でも中学の昼休みは夏はサッカー、冬はバスケットでしたね。高校の野球部でも秋冬にグランドに雪がなければ野球でなくてサッカーをしていた記憶があります。暗くて野球のボールが見えなくなってもサッカーならできるんですね。大学を卒業してからは入局した矯正科のサッカーチームのキーパーでした。でもそんなにサッカーフリークというわけでもなかったですが、代表の試合を見るのは好きでしたね。 やはり日本人なのでしょう。 フランスワールドカップの初戦は月山の山小屋にBSアンテナとチューナーを持ち込んで見てましたね。大馬鹿ですね。バティのゴールにやられましたが日本は強かった様に記憶しています。2001年のコンフェデーレーションズカップで生日本代表を見ました。2002年のワールドカップは新潟での3試合を全て見ました。カメルーンvsアイルランド、クロアチアvsメキシコ、デンマークvsイングランド、生ベッカムのコーナーキックからの得点も見ました。お祭りでしたねワールドカップは。アルビレックスのゲームへは、時折ビールを飲みに行っていました。反町監督の頃ですね。2006年のドイツワールドカップは開業したばかりで余裕がなくほとんど見ませんでした。そんな頃の中田英寿さんの歩みが書かれた本でした。イタリアで、イングランドでサッカー選手を生業とすることの大変さが細かく書かれていました。


その中の一節を引用します。


「サッカーの潮流は止まらない。次の大会に向けて、動き出すのは当然だよ」

しかし、といって中田は声を低めた。

「このドイツで日本代表がどんな問題に直面し、何を見失ったのか、その検証だけは忘れちゃいけないと思う。次の戦いのために、ね」


イビチャ・オシムも「日本人よ!」のなかで以下のように記述しています。


日本代表をエンターテイメントと見ている人々は、予選突破は簡単だと思っているのかもしれず、その上で私たちの仕事を批判してくるだろう。

だが、選手たちや私、他の誰かを批判しようとする前に、今どのような問題があるのか、その改善のために何が行われているのかに耳を傾けていただきたい。


今どのような問題があるのか?ドイツでどんな問題に直面したのか?

何もサッカーに限ったことではない。どんなことでもより良く物事を進めていくためには現状の認識と反省は当然のことである。

でも、「その当然のことが行われていないのでは?」と思う。サッカーの世界でも、私の周りの矯正歯科の世界でも、私にはサッカーの世界を変える術はないが、矯正歯科の世界をより良くするための術はある。とりあえず行動はできる。


ということで日々努力していこうと思います。

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このページは、星歯科矯正が2007年8月 8日 16:45に書いたブログ記事です。

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