小児救急

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shapeimage_2.png写真は玄関のスイートピーです.いつも相模原市千代田のフラワーミナミさんで買ってきます.とてもいい香りがします.やっぱり生きているお花はいいですね.

2月18日の日曜日の朝日新聞9面に政府は医療費削減が必要だと声高に叫んでいるが,日本の医療費は先進国中低い方である(対GDP比,OECD経済協力開発機構調べ,日本は8.0%,ドイツ10.6%, フランス10.5%, 米国15.3%, 英国8.1%).という意見が紹介されていました.英国はブレアさんの下で抑制されていた医療費を段階的に上げている途中です.10%超までもっていく予定のようです.このデータからみると日本は医療費は比較的少なめなんですね.今,医療費を抑制するのはいろんな意味で得策ではないと思うのですが...国の財政が逼迫しているのはわかりますが上記のデータが無駄は他にあると言っている様な気がします.

そういえば「生む機械」発言をした大臣がまた失言?しましたね.「産婦人科医師が減少したのは少子化の結果,産婦人科が必要とされなくなったからだ.」.....実際はその激務と責任の重さに耐えかねてやめる医師がおり,また,志す医師数が減少しているからです.現状を認識されておられないという点でこの発言の方が大臣としては問題があると思いますが,あまりマスコミには取り上げられませんでした.

小児科の現状もとても大変でお医者さんの皆さんはとてもがんばっておられることを克明に記述した本を読みました.(小児救急「悲しみの家族たち」の物語,鈴木敦秋,講談社)

とても良い本です.泣いてしましました.泣いただけではなく,より良い医療の環境を求めて行くにはまず現状を知ろうとする努力が必要だと痛切に感じました.そして各自が自分の身の回りで「おかしいな!」と思うことを一つ一つ直していく努力を始めていくしかないのかなと思いました.でもそれが難しいんですね.私も自分なりに歯科矯正の分野でがんばっていきたいと思います.

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このページは、星歯科矯正が2007年2月20日 17:14に書いたブログ記事です。

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