今年もよろしくお願いします。

shapeimage_2.png

新年明けましておめでとうございます.今年も星歯科矯正をよろしくお願いいたします.

お正月は相模原で過ごしました.元旦は弟妹を家に招いて食事をしました.二日は芝浦の妹宅にお呼ばれして絶景を堪能してきました.よいお正月でした.年末は家族で仮面ライダーの映画を見てきました.最近どうもテレビ局が儲かっていないせいか,テレビドラマの結末はお金を払って映画館で見てねと言うパターンが多い.仮面ライダーもご多分に漏れず,ディケイドは結末を,Wは始まりを映画館でというパターンだった.うちの奥さんは「これはルール違反である.」といつも言っていた.「テレビはテレビで完結すべきである.そうしないと忙しい親を持つ子達が結末を見れなくなる」テレビ局にお勤めの義弟にそれについてご意見を伺ったところそのとおりだといっていた.でもね.フジテレビも「のだめ」とか「ライアーゲーム」で同じ事してるけどね.グリード(強欲)資本主義まだまだ健在といったところでしょうか?そもそも,仮面ライダーディケイドなんか.その姿は資本主義の権化みたいな格好してるしね.顔も身体も「ガンバライドカード」でできている.みてる子ども達にカードを買ってもらいたいのだろうね.カードの印刷代なんか安いものだし,確実に売れるのであればお札を刷ってるのと同じだよね.バンダイの人から見るとディケイドはお札でできてる様に見えるのかしら.仮面ライダー電王は一人で色んなフォームに変身した.その方が人形が沢山作れるし,ディケイドは2パターンくらいかな.でも,2週おきに平成仮面ライダーが登場するので,それで人形の数は稼げるしね.でも,ディエンドはいたね.さて,最新の仮面ライダーはWダブル,二人で一人の仮面ライダー,右半身と左半身でフォームが違う.2のべき乗だ!沢山人形をつくれるぞー.さらにはアクセルなんてライダーも登場するらしいし,とっても商魂たくましいです.,はい.でも子どもと一緒に見てました.お正月映画もみました.

文句言ってる割に,年末にディケイドの結末みました.すべてのライダーを倒し,すべてのライダーの世界を消滅させたディケイドは「なつみかん」が変身した仮面ライダー「キバーラ」の険で貫かれて死んだ.自死だね.その行いによりすべてのライダーの世界が復活し,すべてのライダーが蘇った.父権制イデオロギーですな.通常の父権制イデオロギーは,子(権力がないもの)が父(権力のないもの)を倒すが,この世に全能の権力者たる父など存在しない事を知る.その事実に耐えられず,後から来るものに殺される.ディケイドはすべてのライダーを倒しこの世の王となった後自死した.その後は,元の混沌とした世界が始まる.その代わりにすべてのライダーの世界が復活した.その後のエピソードは死者とのコミュニケーションだね.復活したライダー達にディケイドの記憶はない.ただ,なつみかん,とディエンドと写真屋のおやじ(イカデビル)だけがディケイド=つかさの記憶を持っていた.記憶をもつ者達が忘れずにいたらディケイドは復活した.死者は死してなお,この世にコミットできるということである.葬送の儀礼はきちんと行わないと災いをなすし,きちんとすれば幸をなす場合もある.葬送という行いで人は死者ともコミュニケーションできるということですね.同時上映「仮面ライダーダブル,ビギンズナイト」は死者の弔い方を間違うとこんな災いがありますよと言う映画でした.意味は見ればわかります.制作側にそこまでの意図があるような気がします.バリバリの資本主義のガンバライドカードでできたディケイドが,仲間や共同体の大切さを子どもに訴える.バンダイのお金でバンダイに気を遣いながら,子ども達に「お金がすべてじゃないぞ」「仲間を大切にしろよ」というメッセージを送る.資本主義のもとで良心に基づいたコンテンツを作ると言う努力が日曜の朝には残っているらしい.お昼近くなるともう強欲資本主義の世界ですが.

このブログ記事について

このページは、星歯科矯正が2010年1月 6日 17:18に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「働くということ」です。

次のブログ記事は「相模原市学校歯科保健研究発表会」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。