渡辺謙さん

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先日,「硫黄島からの手紙」をみました.「父親たちの星条旗」のほうは見逃してしまいました.率直に日本を守ろうと戦死していった方の姿に感動し涙しました.その後,映画のなかで渡辺謙さんが演じた栗林忠道中将について梯久美子さんが書いた.「散るぞ悲しき」を読みました.恥ずかしながら,映画を観るまで硫黄島であった出来事を知りませんでした.硫黄島の擂鉢山に翻る星条旗の写真はみたことがあったのにです.故郷から遠く離れた絶海の孤島で日本を守るために死んでいった2万余の人たちのことを私は知りませんでした.太平洋戦争で多くの人が亡くなったという漠然としたことは認識していました.今回映画と梯さんの本を読んだことで硫黄島に限らず色んなところで日本を守るために命を亡くなった人々がいる,その人達にも今の我々と同じように愛する守るべき家族がいたという当たり前のことを改めて理解し,亡くなった人たちに対して感謝というのとちょっと違うのですが,「ありがたい」という思いを伝えたいという気持ちになりました.やはり過去になにが起こっていたのかきちんと知ることは大事ですね.この度のきっかけはクリントイーストウッドというアメリカ人の監督からもたらされた物でした.自国の歴史をアメリカ人に教えてもらいました.日本人として不勉強を恥じました.同郷(新潟県魚沼市旧小出町)の渡辺謙さんが主演であったため観て感じて知ることが出来ました.ありがたいです.

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このページは、星歯科矯正が2007年3月 4日 17:30に書いたブログ記事です。

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