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上下顎前突

上下顎前突とは?

上下の歯と歯槽骨が前方に飛び出して、口を閉じ辛い状態です。歯並び・咬み合せは一見すると問題ありません。しかし、お顔の写真を見ると口唇が突出しています。無理をして口を閉じていることが見てとれます。

大人の矯正治療例

ケース1

治療前
大人の矯正治療例

治療後
大人の矯正治療例

20代の女性です。唇が閉じ辛い、口元が出ていることを主訴に来院されました。上下顎前突と診断し、治療により前歯を後退させました。お顔を見ると、口元が美しく変化しています。唇に力を入れなくても、自然に口を閉じていることが見てとれます。この状態が、硬組織(歯と骨)と軟組織(唇と頬と舌)のバランスのとれた状態です。治療後は、口元の調和がとれて、顔全体の印象が変わりました。

症例情報
【主訴】唇が閉じ辛い、口元の突出を治したい
【診断名】上下顎前突
【年齢】20代
【治療に用いた主な装置】マルチブラケット装置
【抜歯部位】上顎下顎第1小臼歯
【治療期間】2年 また、治療期間と同程度の保定期間を要する
【通院回数】治療期間は月に1回程度の通院、保定期間は4か月に1回程度の通院
【治療費概算(自費)】約90万円 ※別途、初診相談料5,500円(税込)、検査診断料55,000円(税込)
【リスク 副作用】
初めて装置を装着した時やワイヤー調整後は、噛むと痛みを感じたり、違和感を持つ場合があります。
矯正治療中は歯磨きしにくい部分ができるため、むし歯や歯周病になるリスクが高くなります。
歯を動かす際に、歯根吸収や歯肉退縮が起こる場合があります。
歯並びを整え、咬み合わせを改善するため、やむを得ず健康な歯を抜くことがあります。
リテーナー(保定装置)を使わずに放っておくと、治療前の状態に後戻りすることがあります。

※ 矯正歯科治療は公的健康保険の対象外の自由(自費)診療となります。

※ 治療費用は改定していますので、現在の費用は料金ページをご覧ください。

ケース2

治療前
大人の矯正治療例

治療後
大人の矯正治療例

歯のデコボコと飛び出した前歯、また唇が閉じ辛いことを訴えて来院された30代の女性です。デコボコと、出っ歯を治すために、上で4本(本来抜かれるはずの親知らずを並べたので実質2本)、下で2本の歯を抜歯して治しました。
治療前後の横顔を比べるとまるで別人ですね。ただ前歯の並びが1番、3番、4番と並んでいます。歯科医師の目からすると違和感があります。患者さんが選択されなかったもう一つの方法、歯科矯正用アンカースクリューを用いて上の臼歯を後ろに移動する方法をとれば、前歯を抜歯せずに治療を行えたでしょう(その代わり、今回は抜かずに並べた親知らずが抜歯されます)。

症例情報
【主訴】唇が閉じ辛い、歯のデコボコと飛び出した前歯を治したい
【診断名】上下顎前突、叢生
【年齢】30代
【治療に用いた主な装置】マルチブラケット装置
【抜歯部位】上顎第2大臼歯、上顎第1小臼歯、下顎第3大臼歯(親知らず)、下顎第1小臼歯 ※上顎は親知らずを抜かずに利用
【治療期間】2年9か月 また、治療期間と同程度の保定期間を要する
【通院回数】治療期間は月に1回程度の通院、保定期間は4か月に1回程度の通院
【治療費概算(自費)】約90万円 ※別途、初診相談料5,500円(税込)、検査診断料55,000円(税込)
【リスク 副作用】
初めて装置を装着した時やワイヤー調整後は、噛むと痛みを感じたり、違和感を持つ場合があります。
矯正治療中は歯磨きしにくい部分ができるため、むし歯や歯周病になるリスクが高くなります。
歯を動かす際に、歯根吸収や歯肉退縮が起こる場合があります。
歯並びを整え、咬み合わせを改善するため、やむを得ず健康な歯を抜くことがあります。
リテーナー(保定装置)を使わずに放っておくと、治療前の状態に後戻りすることがあります。

※ 矯正歯科治療は公的健康保険の対象外の自由(自費)診療となります。

※ 治療費用は改定していますので、現在の費用は料金ページをご覧ください。

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